言いたい放題


by pussochkram85

マブイと沖縄ばなし


マブイ:沖縄の言語で「たましい」。

この言葉、好きだな。沖縄では、よく「マブイを落とす」事があります。
魂って、いくつかに分かれていて、驚いたときとかに「落とす」ときがある。
驚いたときにすぐ、「マブヤーマブヤー」ってとなえると、戻ってくるんだけど、
忘れたままだと、マブイがどんどん弱くなっていく。
自分がどんどん弱っていって、かわりに自分の「影」が強くなっていく。
最後は、影が自分とすりかわって、支配されてしまう。
こわいね。皆マブイ落としちゃだめよ。

沖縄の、なんか驚いて魂の一部落としちゃう、おっちょこちょいな感じが好きだ。

昔の話の、残酷さと間抜けさのコントラストはすごく素敵。

2月(Luna Calenderの12月8日)にモチを食べる習慣が沖縄にはあるんだけれど(ムーチービーサー)。
その逸話もまたちょっと怖い。
ムーチーは、漢字で書くと「鬼餅」。

なぜこの時期にモチを食べるようになったんだろうか。
こういう話が伝わっている。

「昔、首里(沖縄の元首都)に兄弟がいた。兄が鬼になり、洞窟に住んで人を食べる事でうわさになっていた。
妹は気になり、兄の様子を見に行くと、やはり兄は人を殺して食べていた。
さて、兄はその時包丁をとぎながら「妹を食べよう」と考えていた。
それを見た妹は驚いて家に帰る。
そして、「たとえ血のつながった兄弟でも、世の中の害になるならば殺すしかない」と決意する。
妹が作ったのは、月桃の葉につつまれたモチ。自分の分は普通のを作り、兄の分は鉄を入れた。

妹は、兄の洞窟へ行き、言葉たくみに崖の上に座らせて、モチをふるまった。
妹は裸になって兄の横に座っていた。
妹の陰部から血が流れているのを見た兄が、どうしたのかと尋ねた。
「女には、モチを食べる口と、鬼を食べる口と二つあるのです」と妹。
兄は、モチを食べた。かたくて食べきれない。
妹はというと、いとも簡単に食べている。
「どうしてお前はこんなに固いモチが食べられるんだ」
と兄。
「私の歯は、どのようなものでも噛み砕くことができるんです」
と妹。
驚いた兄は、自分も食べれるはずだと必死に鉄の入ったモチを食べた。
そして、腹に鉄の入ったモチを食べて苦しんでいるところを、妹が崖から突き落として、死んだ。」

という事で、厄払いのために、毎年この時期にモチを食べて、鬼がやってこないようにするという事。
妹が生理だったんだね。
女性の性器に歯がついている、という話はでも、結構ホラー映画とか、民話とかでも聞く。
男性の性器を噛み砕くらしい、恐ろしい笑
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by pussochkram85 | 2009-11-02 11:09 | 明るめ・落ち着きめ