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言いたい放題


by pussochkram85

国と、その意味と


政治とは、全てだ。あなたを取り巻く、全ての出来事は、政治につながっている。
あなたの飲む水、食べるもの、洋服、人間関係、職場、家族。全てだ。
そして、政治を勉強する事は、人間の弱さを理解する事だと思う。

「なんでこの世界は、不公平なんだろう。どうして、私は恵まれていて、
死んで行く子供がいるんだろう。」

結局、私はこの「なんでだろう」と「何ができるんだろう」に答えがほしいんだ。


裏を返せば、私が学んでいる事は、国と国の関係、社会のつながりを通して見える、
国が生き残るための手段、醜い汚物だ。


つまり、綺麗な飾りに包まれた、金と、欲と、汚れを、読み解く作業だ。


その汚いものの、輝かしい例が、国、という存在だろう。
どの国も、何かしらの目的がある。
彼らの、必ず守らなくてはいけないものは、自分の国の人間と、利益だ。
彼らの頭では、自分の国が、一番にいないといけない。

ルールや規則というものが、通用しない「国際社会」は、
エゴとねたみ、汚れ、意地悪、武力、全てを総動員して、必死に戦う国の象徴だ。


私は、国の欲やエゴ、は国という存在の自然だと思う。
そして、それを利用する事でしか、他国と共存できないのだと思う。今は。
今できることは、それを利用する事しかないのだと思う。
根底にある「利益」から逃れる事なんて出来ない。
今の世界で。

ただ、利益は力を、力は格差を生む。格差は、不公平だ。
不公平は、誰かの涙と、叫び、命で築かれる。


駆け引きした恋愛は、疲れる。
正直に全部語ってしまえば、自分は楽だろう。
でもそれすらも、相手にとっては、疑う余地のある現実。
本当のことを、計り知れないから。
他人を恐れる事は、罠だ。
そして、国の定義は恐怖と疑いから成り立つ。
大勢を統制するためには、それくらい簡単で、大きな力が必要だから。


自分をその中においていく覚悟があるのか、私には。
by pussochkram85 | 2010-01-19 04:21 | 詩とか、考えた事