三浦綾子
2010年 03月 18日
私の好きな作家の一人、三浦綾子。
中学のとき、塩狩峠、氷点、道ありき、細川ガラシャ婦人などなど、
図書館にあるものはとりあえず読めるだけ読んだ。
「本読んで、しかもクリスチャンな感じの本読んで泣くなんて格好悪い」なんて
意味なくひねくれてた思春期の私は誰にも言わなかったけど、塩狩峠は大泣きした。
一人でグズグズ一晩泣いた。最後は何で泣いていたのか忘れたくらい泣いた。
まだまだ読んでいないものが多いけれど、妹が春から札幌に勤めるので、
たずねる際は必ず三浦綾子文学館に行きたいと思う。(最近北海道に呼ばれている気がする)
このごろまた三浦綾子熱が再発していて、かたっぱしから経歴などを調べては感動している。
友達のAさんの家に三浦綾子の本がいくつかあったのを、
昨夏めざとく発見しているので、気が向けば有志で三浦綾子読書会でもできたらいいな。
Jane Austin book clubみたいなw
イースター中にでもやってみたい。
何が一番感動するかって、三浦綾子と光世夫婦の素晴らしいまでのお互いへの献身、愛。
夫婦とは、こうあるべきなんだ、というものを、まざまざと見せ付けられる思いがする。
私もしっかりと根を張って誰かを愛したい。
神様に結び付けられた夫婦は、やっぱり違う。
と、友達夫婦を見て思う。パズルのピースがぴったりあってるんだ。
狂いがない。そして、豊かに愛があふれている。
私もいつか、「こういう風になりたい!」って思われる夫婦になりたいなあ。
心にずっしり来る言葉:
「ほんとうに人を愛するという事は、
その人が一人でも
生きていけるようにしてあげることだ。」
「何十億の人にかけがえのない存在だと言ってもらわなくてもいいのだ。
それはたった一人からでいい。
『あなたは、私にとってかけがえのない存在なのだ』
といわれたら、もうそれだけで喜んで生きていけるのではなかろうか。」
「秀でた人間というのは、他の人間が愚かには見えぬ人間のことだろう。」
by pussochkram85
| 2010-03-18 09:36
| 明るめ・落ち着きめ